相手の価値観がわかると、安心できる
「シェアハウスって楽しそう!」
「だけど、どんな雰囲気なのか心配だな…」
そんな感覚を抱く人も実は多いのではないでしょうか?
僕も10年以上シェアハウスに住んできましたが、住む家やそのときのメンバー、運営者によっても、ハウスの雰囲気やルールは随分違うなぁと感じていました。
サイトをたくさん見ていて「あ、ここ住みたい!」って気持ちになっても、「でも実際どうなんだろう?」「やっぱり今度にしようかな…」
と不安や疑問もいっぱい湧いてくるのは当然のことだと思います。
でも「自分がシェアハウスに求めている感覚」と「このシェアハウスはこういうことを大事にしてますよ」っていうのがわかれば、
実際どれだけズレがあって、逆に自分とどれだけ合うのかが事前にわかって安心できますよね。
今回は【またたびが大事にしている価値観】をまとめたので、ここでシェアしますね。
「シェアハウスに住んでみたいな」という気持ちで探していたら、偶然またたびに出逢ったあなたに。たったひとつでいいです。自分の価値観にフィットするものが見つかれば、たぶん僕らは似たような仲間です。(笑) それではご覧ください。
Mission
『あなたが求める”最高の人生”って何?』
僕らは自由に生きたい。一度きりの人生、自分の望むままに生きたい。でも、ひとりぼっちの自由はどこか寂しい。だから、大切な家族とも呼べるような人たちと、一緒に笑いながら生きたい。
Value
またたびでのシェア生活を楽しむために、大事にしてほしい13個の価値観を設定しています。これらはまたたびのコアな価値基準であり、新住人の入居面談時や人間関係のトラブルが発生した時、シェアハウスの生活のなかでも常にガイドラインとなります。
#01 素であろう
偽りのキャラクターに面白さは宿らない。うまくやれる”演技力”は大切だけど、面白さの醍醐味は結局「人間性」だ。無理に合わせる必要はない、好きなもので自分を語ろう。
#02 混沌(カオス)を受け入れよう
素のキャラで共同生活をすると、絶対カオスになる。ストレスもある。そのカオスを受容できた先に、本当の楽しさや心からの笑顔、「大家族感」はある。だから、安心してカオスしよう。
#03 相手のキャラを受容しよう
自分を受け入れてほしいなら、まず自分が相手を受け入れることだ。何もかもピッタリ合う人なんていない。「合わない」のが問題じゃなくて、その「合わない」が許容できるか、近づきたいと思うかどうかだよ。
#04 日常を大切にしよう
日常とは、なんでもない日だ。誰かと遊んだり、一緒にごはんを食べたり、対話をしたりして、共有していくことだ。何気ない日常を重ねて分かち合っていくことが、いつか大切な宝物になる。
#05 ギバーでいよう
「◯◯してくれない」「◯◯してほしいのに」と欲しがりになっていない?「◯◯してあげよう」「◯◯してほしいかな?」の気持ちで接してみよう。ギブをしてる人にしか、ギブは返ってこない。
#06 学び続けよう
「わからない」を「わかる」にするのは大変な行為だ。だけど、「分かろうとする姿勢」だけは諦めちゃいけない。じゃないと、古くて凝り固まった人間になってしまう。自分をアップデートし続けよう。
#07 コミュニケーションとは
言葉を聞くことではなく、相手の言おうとしている「気持ちを聴くこと」だ。言葉を伝えることではなく、言葉があろうがなかろうが「気持ちを伝えること」だ。そしてコミュニケーションとはいつも「聞くこと」から始まる。
#08 リスペクトしよう
相手にも相手の正しさや世界がある。それを認めることで、同じように自分の正しさや世界が認めてもらえる。リスペクトすることから、本当の理解も共有も始まっていくよ。
#09 いっぱい質問しよう
興味関心を示す最も簡単な手段とは何か、「質問」だ。会話をしたり、相手を知るための最も簡単な手段とは何か、「質問」だ。またたびには「質問力」という言葉すらある。コミュニケーション三大要素とは、「聞く」「話す」「質問する」だ。
#10 自分に素直でいよう
エゴイストで構わない。自分を大事にすることができる人が、本当の意味で相手を大事にすることができる人だ。自分を大事にすれば、笑顔が生まれる。自分を大事にできれば、相手のことも大事にできるよ。
#11 肯定しよう
「いいね」「素敵だね」「そうだね」。誰かの発した言葉は、もしかしたら大切な気持ちを出してくれたものかもしれない。だからできるだけ肯定しよう。否定が多い人と一緒にいると、疲れちゃうからね。
#12 どんどん失敗しよう
人生は、基本的に失敗の連続だ。新しいことに挑戦したり、まだ見ぬ領域に踏み出せば失敗するのは当たり前のことだ。成功者の本当の価値は「1000回失敗しても諦めなかったこと」だ。気楽にいこう。
#13 誇り高き野良猫でいよう
世間や誰かに合わせて生きたほうが楽な世の中で、それでも自分のルールに従い、ご自慢のしっぽをおっ立てて、わがままに生きよう。簡単に分かり合えなくていい。またたびは、それでもあたたかい居場所を求めた、自由な野良猫の集まりだ。
僕らはつまり、こんな感じ。
いかがだったでしょうか?
なるべく難しい言葉を使わずに、僕らなりにぎゅっと13個の価値観にまとめてみました。
こちらのバリューは、現在ポスターサイズにして、またたび西新のリビングに貼ってあります。もちろん、2軒目や3軒目にも掲載するつもりです。ぜひ見学にきた際に、実際に見ていってくださいね!
もっと詳しく知りたい方は、歴代住人インタビューを見ていただければ、個々人の感想でより理解できると思いますよ。ぜひご覧くださいませ!
【おまけ、というか後日談】
後編というより、後日談的な感想が書いてあります。
「せやな」と意外にも住人さんから評判です。笑